3分30秒で読めます! 先週の運営支援ブログ・短縮版(2025年6月22日~6月28日)
あい和学童クラブ運営法人は「運営支援ブログ」で、放課後児童クラブ(いわゆる学童保育所)全般に関して提言や意見を行っています。2025年6月22日から6月28日までに掲載したブログの内容をご紹介します。興味がそそられるテーマがございましたら、ぜひその日の弊会ブログをご高覧ください。
※放課後児童クラブを舞台にした、人間ドラマであり成長ストーリー小説「がくどう、 序」がアマゾンで発売中です。ぜひ手に取ってみてください! (https://amzn.asia/d/3r2KIzc)
※基本的に運営支援ブログでは、学童保育所について「放課後児童クラブ」(略して児童クラブ、クラブ)と記載しています。放課後児童クラブはおおむね学童保育所(放課後児童健全育成事業を行っている施設に限る)と同じです。
※運営支援ブログは、投稿数1,000記事を超えました。放課後児童クラブ(いわゆる学童保育所)について知りたいことは、運営支援ブログにお任せください!
・放課後児童クラブ(学童保育所)を利用する人、職員へのヒント。「児童クラブのトリセツ」シリーズ13は「入所前の準備」をお送りします。内容は次の通り。
<その52:まだこどもはいませんし、漠然としていますが、放課後児童クラブを利用するかもしれません。この段階で、できる準備はありますか?>
<その53:もう家、マンションを買っています。どうすればいいですか?>
<その54:待機児童がない地域に住んでいます。どんな準備が必要ですか?>
<その55:あえてはっきりと言います。保育所やこども園、幼稚園などで、こどもが他児とトラブルを起こしがちな場合は、必ず事前に児童クラブと相談すること>(6月23日掲載)
・夏の放課後児童クラブ(学童保育所)で、注意したいことの「夏のまとめ」を紹介します。内容は次の通り。
<その1:熱中症>
<その2:食中毒と食物アレルギー>
<その3:落雷>
<その4:感染症など健康被害を防げ>
<その5:職員の労務管理など>
そして保護者さんにお願い。こどもを迎えに行ってこどもを引き取ったら、お子さんとコミュニケーションを取ってくださいね。児童クラブを朝から夜まで利用することは全く問題ないですし、どんどん利用してください。そのためにある施設です。そのために働いている専門職が居ます。こどもをクラブから引き取ったら、それから買い物に行くにしても帰宅するにしても、こどもとコミュニケーションを取って親子で心、気持ちを通じ合うことがあればいいんです。時間の長短が絶対的に大事ではないです。親子の心の通じ合いの中身ですよ。(6月24日掲載)
・岡山県井原市が、運営委員会方式での児童クラブ運営から民間企業等の運営による委託に切り替える方針であることが報じられました。運営委員会に参加している保護者から、巨額の委託料の会計の難しさと職員確保の困難さに関して意見が寄せられていたとのことです。その2点を企業などの団体に委託することで保護者の負担を軽減するという狙いが市にあるようです。運営支援は指摘します。保護者運営における最大の「負担」は、「法的な責任」こそ最も重い負担です。補助金の管理や職員の雇用というのは個別具体的な負担の問題であって、それらをひっくるめて「法的な責任」を明確に認識した上で、保護者による児童クラブ運営の負担の問題を取り扱うべきだと常々、考えています。(6月25日掲載)
・放課後児童クラブを運営する側、そして働く人たちにぜひともお勧めしたい「基礎知識シリーズ」。第5回目は「勤怠管理」です。保護者側のみなさんにも全く無関係ではないので、どうぞご覧ください。なんといっても児童クラブの仕事は、保護者さんの行動に対応する必要があるがゆえに、保護者側の対応次第では児童クラブ側の労働が大きく変化するものですから。勤怠管理は労働時間の正確な把握が中核ですが、「正しい賃金を算定するため」と「働く人の健康と安全を守るため」の2つの目的を実現するために絶対に必要なことなのです。(6月26日掲載)
・衝撃の「盗撮愛好家教員グループ」事件が発覚しました。横浜と名古屋の教員が学校のこどもを盗撮していた疑いがあります。事実として放課後児童クラブ(学童保育)は、盗撮が小学校よりはるかに容易な環境にあります。また職員の考え方や資質についても不利な要素があります。児童クラブの運営業者には、盗撮を行わせない強硬な対応が必要です。(6月27日掲載)
・<運営支援ブログ・ミニその10>として、わたくし(萩原)がこども時代に学童として利用していた児童館での、夏の学童キャンプの思い出話を紹介します。こども同士の様子が職員になかなか理解されないのは50年近く昔も、今もあまり変わりないのかもしれませんね。(6月28日掲載)
〇2024年3月19日から始めた全国放課後児童クラブデータベースですが、2025年6月22日から6月28日まで31の市区町村を紹介しました。1,500を突破しました。(紹介済み1,541市区町村/全1,741市町村)
大阪府箕面市
岐阜県美濃加茂市
山梨県身延町
長野県箕輪町
福井県美浜町
愛知県美浜町
三重県御浜町
和歌山県美浜町
広島県三原市
高知県三原村
福島県三春町
栃木県壬生町
熊本県御船町
茨城県美浦村
徳島県美馬市
岡山県美作市
宮崎県三股町
佐賀県みやき町
奈良県三宅町
東京都三宅村
岩手県宮古市
福岡県みやこ町
沖縄県宮古島市
宮崎県都城市
宮崎県宮崎市
埼玉県宮代町
長野県宮田村
京都府宮津市
福岡県みやま市
福岡県宮若市
新潟県妙高市
(ここまで3分30秒)
ご存じの方がおられたらご教示を。このブログは、ワードプレスを利用していますが、文章や文字をコピーしようとマウスでドラッグしたとき、色が反転しなくなってしまいました。ドラッグした範囲が一目でわかるように反転なり、色が付くようにするには、どうしたらいいのでしょうか。教えてください!
(お知らせ)<新着情報!> 2025年6月から放課後児童クラブ(学童保育所)の新規設立と日本版DBS制度への対応に際してご相談者様、ご依頼者様からのニーズに万全対応を期すべく「イオリツ行政書士事務所」(佐久間彩子代表)と、業務上において連携することと致しました。
弊会に寄せられた児童クラブ新規設立のご相談、ご要望に際しては、児童クラブ全般の説明や業務設定の支援を弊会にて行い、クラブ設立に関する具体的な相談や手続きにつきましては、イオリツ行政書士事務所にて対応となります。また、日本版DBS制度につきましては、弊会は事業者の労務関係面の対応助言や必要規程の整備を担当し、イオリツ行政書士事務所が制度の説明や、認定事業者を得るための具体的な手続きの説明や代行面を担当いたします。
佐久間氏は、「日本一、学童保育に詳しい行政書士を目指す」として2025年度から事業を開始された気鋭の行政書士です。児童クラブに関しても豊富な知識を有しており、また実際に保護者運営系の児童クラブの利用者であり運営にも関わっておられるので、児童クラブに関する業務についてはまさに最適任です。
児童クラブの新規設立や運営主体の変更の手続き、また日本版DBS制度の全般的な相談には、ぜひとも「イオリツ行政書士事務所」まで、お問い合わせいただけますと幸いです。
「イオリツ行政書士事務所」(https://office-iolite.com/)
代表者:佐久間 彩子(さくま あやこ)
所在地:〒231-0048 神奈川県横浜市中区蓬莱町2-6-3 KOYO関内ビル406
もちろん、イオリツ行政書士事務所は日本版DBS制度についてきめ細やかな事業者様のサポートが可能です。
・認定取得に向けた申請書類の整備/相談
・導入/管理体制の構築、運用のサポート
・職員/保護者向けの説明サポート
・制度や法令に関する最新情報の提供
・就業規則等の整備、労務関係面の対応助言(弊会も連携して対応いたします)
日本版DBS制度についてのご相談は、弊会並びにイオリツ行政書士事務所まで、ぜひご相談ください。(https://dbs.office-iolite.com/)
※新着情報はここまで。「お得情報」が下にあります!
〇弊会は、次の点を大事に日々の活動に取り組んでいます。
(1)放課後児童クラブで働く職員、従事者の雇用労働条件の改善。「学童で働いた、安心して家庭をもうけて子どもも育てられる」を実現することです。
(2)子どもが児童クラブでその最善の利益を保障されて過ごすこと。そのためにこそ、質の高い人材が児童クラブで働くことが必要で、それには雇用労働条件が改善されることが不可欠です。
(3)保護者が安心して子育てと仕事や介護、育児、看護などができるために便利な放課後児童クラブを増やすこと。保護者が時々、リラックスして休息するために子どもを児童クラブに行かせてもいいのです。保護者の健康で安定した生活を支える児童クラブが増えてほしいと願います。
(4)地域社会の発展に尽くす放課後児童クラブを実現すること。市区町村にとって、人口の安定や地域社会の維持のために必要な子育て支援。その中核的な存在として児童クラブを活用することを提言しています。
(5)豊かな社会、国力の安定のために必要な児童クラブが増えることを目指します。人々が安心して過ごせる社会インフラとしての放課後児童クラブが充実すれば、社会が安定します。経済や文化的な活動も安心して子育て世帯が取り組めます。それは社会の安定となり、ひいては国家の安定、国力の増進にもつながるでしょう。
放課後児童クラブ(学童保育所)の運営支援は、こどもまんなか社会に欠かせない、あらゆる児童クラブを応援しています。
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弊会代表萩原ですが、2024年に行われた第56回社会保険労務士試験に合格しました。これから所定の研修を経て2025年秋に社会保険労務士として登録します。登録の暁には、「日本で最も放課後児童クラブに詳しい社会保険労務士」として活動できるよう精進して参ります。皆様にはぜひお気軽にご依頼、ご用命ください。また、今時点でも、児童クラブにおける制度の説明や児童クラブにおける労務管理についての講演、セミナー、アドバイス、メディア対応が可能です。ぜひご連絡ください。
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放課後児童クラブについて、萩原なりの意見をまとめた本が、2024年7月20日に寿郎社(札幌市)さんから出版されました。本のタイトルは、「知られざる〈学童保育〉の世界 問題だらけの社会インフラ」です。(わたしの目を通してみてきた)児童クラブの現実をありのままに伝え、苦労する職員、保護者、そして子どものことを伝えたく、私は本を書きました。学童に入って困らないためにどうすればいい? 小1の壁を回避する方法は?どうしたら低賃金から抜け出せる?難しい問題に私なりに答えを示している本です。それも、児童クラブがもっともっとよりよくなるために活動する「運営支援」の一つの手段です。どうかぜひ、1人でも多くの人に、本を手に取っていただきたいと願っております。注文はぜひ、萩原まで直接お寄せください。書店購入より1冊100円、お得に購入できます!大口注文、大歓迎です。
さらに運営支援からの書籍第2弾として、放課後児童クラブを舞台にした小説「がくどう、序」を発売しました。埼玉県内の、とある町の学童保育所に就職した新人支援員が次々に出会う出来事、難問と、児童クラブに関わる人たちの人間模様を、なかなか世間に知られていない放課後児童クラブの運営の実態や制度を背景に描く小説です。新人職員の成長ストーリーであり、人間ドラマであり、児童クラブの制度の問題点を訴える社会性も備えた、ボリュームたっぷりの小説です。もちろんフィクションですが、リアリティを越えたフィクションと、自信を持って送り出す作品です。残念ながら、子どもたちの生き生きと遊ぶ姿や様子を丹念に描いたハートフルな作品ではありません。大人も放課後児童クラブで育っていくことをテーマにしていて、さらに児童クラブの運営の実態を描くテーマでの小説です。児童クラブの運営に密接にかかわった筆者だからこそ描ける「学童小説」です。ドラマや映画、漫画の原作にも十分たえられる素材だと確信しています。
この2冊で、放課後児童クラブの世界をかなり知ることができると運営支援は自負しています。とりわけ、2026年12月までに始まる、いわゆる日本版DBS制度において、放課後児童クラブと関わりができるであろう弁護士や社会保険労務士、行政書士といった各士業の方々には、放課後児童クラブの世界を知るにはうってつけの書籍となっています。他の業種、業態とかなり異なる、ある意味で異質の業界である児童クラブについて知ることができる、運営支援からの2冊を士業の方々には、ぜひご活用ください。
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「あい和学童クラブ運営法人」は、学童保育の事業運営をサポートします。リスクマネジメント、クライシスコントロールの重要性をお伝え出来ます。子育て支援と学童保育の運営者の方、そして行政の子育て支援と学童保育担当者の方、議員の方々、ぜひとも子どもたちの安全と安心を守る場所づくりのために、一緒に考えていきましょう。セミナー、勉強会の講師にぜひお声がけください。個別の事業者運営の支援、フォローも可能です、ぜひご相談ください。
☆(お得情報!)
(放課後児童クラブのエアコン機器の点検と清掃を考えている方に朗報です。弊会をバックアップしてくれている、埼玉県上尾市の「SVシステム株式会社」(埼玉県上尾市の電気・空調設備施工管理会社|点検・修理・メンテナンス|SVシステム株式会社)が、「児童クラブ限定」で、格安にエアコン機器の点検と清掃を承ります。埼玉県や上尾市に比較的近い地域であれば県外でもお伺いできます。見積はもちろん無料です。技術者のスキルは超一流。私が以前、児童クラブ運営事業者だったときからの長いお付き合いです。弊会お問い合わせメールで連絡先をお送りいただければSVシステム社に転送いたします。直接のご連絡も、もちろん大丈夫です。夏前にぜひ、エアコンの点検を!)
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(ここまで、よくぞこの大変長いブログをお読みいただき誠にありがとうございました。少しでも共感できる部分がありましたら、ツイッターで萩原和也のフォローをお願いします。フェイスブックのあい和学童クラブ運営法人のページのフォロワーになっていただけますと、この上ない幸いです。よろしくお願いいたします。ご意見ご感想も、お問合せフォームからお寄せください。出典が明記されていれば引用は自由になさってください。)